ポリフェノール
植物に含まれている成分で、抗酸化物質の1つ。特にブドウに多く含まれています。
赤ワインを日常的に飲むフランス人には、脂肪分の摂取が多いにも関わらず、心臓病の死亡率が少ないことから注目を浴びました。
赤ワインに含まれているポリフェノールの抗酸化力は、緑茶の4倍も高いといわれ、高コレステロール、心臓病、ガンなどに効果があります。また、抗菌作用もあり、虫歯菌の増殖を抑える効果が認められ、添加されたチョコレートが特定保健用食品として販売されています。
下記に主なポリフェノールについて記載しています。
●アスタキサンチン
美白、美肌、新陳代謝の活発化、不眠症の方に。
●カテキン
抗癌作用、抗酸化作用、体内の毒素除去、細胞や遺伝子の損傷の防止に。
●アントシアニジン
疲れ目、眼精疲労、視力低下の改善に。
●ケルセチン
花粉症やアレルギー抑制、抗酸化作用、抗がん作用、ボケ防止に。
アスタキサンチン
自然界が生み出す代表的な色素の1つカロテノイドの1種で、キサントフィル類の仲間です。
主に海産物に含まれる赤色色素で、食物連鎖によりオキアミやサクラエビやサケの体に蓄えられています。その身体に働きかける作用はβ-カロチンの10倍、ビタミンEの1000倍ともいわれています。アスタキサンチンはコエンザイムに続く健康食品ともいわれています。
脂質の酸化防止(ベータカロチンの10倍以上)、悪玉コレステロール(LDL-コレステロール)の低下、動脈硬化の予防・改善、糖尿病性白内障の進行抑制、ストレス等による皮膚の免疫力低下の抑制、紫外線による皮膚の酸化損傷防止、炎症の抑制(活性酸素を抑える)、一部がビタミンAに変換され、ビタミンA活性を示す、老化防止などの効果があります。
美白、美肌、新陳代謝の活発化、不眠症に悩まされている方がよく利用されています。
カテキン
茶の渋み成分を「カテキン」といい、タンニンの一種のポリフェノール化合物です。
緑茶は最もカテキンの含有率が高く、15%ものカテキンを含んでいます。茶葉の種類によって異なりますが、乾燥葉重量中に8~15%含まれています。美容・健康共に有効で優れた成分です。
効果として最も注目されているのは、抗ガン作用と抗酸化作用で、良質な緑茶から抽出されたポリフェノールはビタミンEの10倍、ビタミンCの80倍というすぐれた抗酸化力を持っており、また体内の毒素を消し、細胞や遺伝子の損傷を防ぐはたらきがあります。そのため環境汚染や食品添加物、紫外線やストレスなどから身を守る成分として注目されています。
茶を大きめの湯飲みで1日に7~8杯飲むだけで高い抗酸化作用が期待できます。そんなにお茶を飲めないという方は、カテキン配合のサプリメントで健康で丈夫な体づくりができます。なお、乳製品と一緒に摂るとカテキンの効果が失われるので、一緒に摂取することは避けた方がよいと言われています。
抗ガン効果や体内の毒素を消すことを目的とし多く利用されており、成人1日あたりの目安量は、4杯以上の緑茶を飲んでいる人は、そうでない人に比べて非常に健康であるという結果がで出ています。また、体脂肪の蓄積を抑えるという特徴もあると言われています。
アントシアニジン
ブルーベリーの紫色は「アントシアニジン」によるもので、目にやさしいことから注目され、利用されてきました。普段は食用にしない野菜の皮・茎、樹皮、果物の種子に含まれています。
疲れ目、眼精疲労、視力低下の改善などに効果があると言われており、さらに、血管を保護し、血流を良くする、軟組織・靭帯・腱・骨中のコラーゲンも強化し丈夫にする、脳と神経組織の酸化を防ぐ、コレステロール・中性脂肪の低下作用などの効果もあるとされています。
疲れ目の改善が目的でブルーベリーを選ぶなら、アントシアニンという天然色素の含有量が決め手です。北欧産のブルーベリーは、ジャムやジュースに利用される栽培種のブルーベリーより1回り小さい品種ですが、有効成分アントシアニンを豊富に含んでいます。さらにブルーベリーには、アントシアニン以外にも目に良い成分がたっぷり含まれています。まぶしさや疲労の軽減に役立つキサントフィル、視力保持と深い関係があるといわれているカロチノイド他にもビタミンB群や抗アレルギー作用があるシソ油など、健康に良い成分が豊富に含まれています。
眼精疲労回復、軟組織、靭帯、骨、腱強化、毛細血管強化、血行促進、骨祖しょう症予防を目的に利用されることがあります。1日あたりの目安量は各商品に従ってご利用ください。
ケルセチン
リンゴや緑茶のほか、タマネギ、赤ワイン、松の葉などにも含まれており、別名ビタミンPともいわれ、ビタミンCの吸収を助けます。特にビタミンCとの相乗効果が高く、抗酸化作用は、ビタミンEなどに比べてはるかに強力です。
LDLコレステロールの酸化を抑制して、動脈硬化を防いでくれます。血液を固める作用の血小板の凝集を抑えて、血栓症を防ぎます。心臓病の予防にも効果があり、ガン細胞発生を抑える自然の抗ガン物質とも言われており、。さらに、花粉症の炎症を緩和する効果もあるとされています。
近年では、ぜん息や花粉症などを抑える薬として使われていますが、前立腺がんとの関連もわかってきました。またこの成分は脳細胞伝達物質を強化してくれますので、ボケの防止にはとても効果的と考えられています。
花粉症の炎症を緩和、抗酸化作用、アレルギー抑制、肝臓・胃腸などでの脂肪吸収抑制、抗がん作用、ボケ防止などに利用されることがあります。1日の摂取目安量は、250~500mgとされています。
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