青汁の種類について
青汁が市場に登場して間もなくは「ケール」を原材料としたものが主流でしたが、現在様々な野菜を原材料とした青汁が登場しています。ここでは原材料として使われている野菜について説明します。
ケール
ケールとは、古代ギリシャが発祥の地と言われているアブラナ科の植物のことです。キャベツの原種とも言われており、ケールの葉は、キャベツの葉を大きくしたものに似ており、茎が生え地上より離れたところに葉をつけます。
青汁の原料に「ケール」が使われている理由は、その栄養素に注目したためです。ほかの野菜に比べ、ビタミンやミネラルを豊富に含み、特に、ビタミンA、ベータカロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、食物繊維、カルシウム、リン、カリウム、タンパク質などのミネラルを豊富に含んでいます。そのため、ケールは「スーパー野菜」とも呼ばれ、青汁の原料として利用されてきました。
現在では、ケールは青汁専用に栽培されているとも言え、不足しがちな栄養素を補給し、健康管理に役立てられています。
また、ケールの栽培には農薬を使わないルールが定められており、農林水産省のガイドラインにそって、無農薬栽培が実施されています。栽培の場所は、北は北海道、南は九州と広い範囲で栽培されています。
ケール青汁の効果としては様々な種類の栄養価が高いため、免疫力を高めたり、肉類中心の食生活の改善、花粉症対策、喫煙者の健康維持などの目的の方におすすめです。
大麦若葉
大麦若葉はイネ科の植物で、栄養豊富な成長期にある大麦の若葉でとても生命力が強いと言われています。
他の緑黄色野菜と比べてもビタミンやミネラル、様々な酵素などの栄養素がバランスよく含まれているため、青汁の原材料として利用されています。
大麦若葉の青汁はアクがあまり強くないため、ケールを原料とした青汁よりも飲みやすいと言われ、価格も大麦若葉の方が抑え目であることから、人気を呼んでいます。
大麦若葉青汁の効果としては、肉類中心の食生活の改善、便秘、アトピー、活性酸素の除去などの目的の方におすすめです。
モロヘイヤ
モロヘイヤは、強い保水力・粘りがあり栄養価が高いため、利用されるようになりました。ビタミンB1、ビタミンB2、ベータカロチン、カルシウム、カリウム、鉄分を多く含んでいます。また、モロヘイヤは体を冷やしますので冷え性の方には不向きとも言われています。
モロヘイヤ青汁の効果としては、デトックス効果、胃腸粘膜の表面を保護などの目的の方におすすめです。
明日葉
明日葉は、強い生命力をもっている日本固有のセリ科の多年草植物です。カロチン・ビタミンB・ナトリウム・カリウム・カルコン・ミネラル・食物繊維などの栄養素を豊富に含み、抗酸化作用も期待されています。
明日葉青汁の効果としては、ボケ防止、セルライト解消、ガン・脳梗塞・脳血栓予防、生活習慣病予防などの目的の方におすすめです。
ゴーヤー
ゴーヤーは古くから中国などで薬として使われており、沖縄をメインに健康野菜として身近なものとなり、料理などにも用いられています。食物繊維、ビタミンE、葉酸、カリウム、カルシウム、ビタミンC、ビタミンK、カロテンなどの栄養素を多く含んでいます。
ゴーヤー青汁の効果としては、血糖値を低くする作用がありますので、糖尿病や高血圧の方、肥満などの生活習慣病に有効と言われています。
よもぎ青汁
よもぎは身体を温める性質があり、血液をサラサラにする効能もあることが知られています。生薬としても古くから利用されており、自律神経、ホルモンバランスを安定させるので、自律神経失調症、生理不順、生理病にも有効と言われています。
よもぎを煎じて飲用すると便秘や冷え性、止血にも利用できます。便秘や冷え性は太りやすい体質の原因となるため、ダイエットサポートとしても利用できます。
いぐさ
いぐさとは薬草として使われたこともあり、ポリフェノール類や、タミン、ミネラル類、食物繊維を豊富に含んでいます。 漢方薬としても利用されています。抗酸化作用においては、ケールよりも豊富に含まれています。
いぐさ青汁の効果としては、高コレステロールの改善、心臓病・ガン予防などに効果があるといわれています。野菜の摂取量が足りない方に適した青汁です。
また、抗菌作用もあるため、食中毒にも効果が期待できると言われています。
桑の葉
桑の葉は、生薬やお茶としても利用されている素材で、食物繊維、カルシウム、鉄分、ビタミン、DNJ(デオキシノジリマイシン)、フラボノイド類、γ-アミノ酪酸(ギャバ)を多く含み、以前はダイエット効果もあるとして、非常に注目されました。
桑の葉青汁の効果としては、糖尿病予防、ダイエット、便秘などに効果があると言われています。また、DNJ(デオキシノジリマイシン)は、血糖値抑制作用やインシュリンの分泌促進作用があるので、血糖値を下げたい方には向いています。
青じそ
青じそには、ベータカロチンがカボチャの3倍以上含まれています。さらに、鉄分、ミネラル、ビタミンB1、B2、C、α-リノレン酸、ベータカロチンを豊富に含み、胃腸の調子や免疫力の回復など、生体の働きを整える食材として古くから使われてきました。
青じそ青汁の効果としては、鉄分とビタミンCが多量に含まれているため、貧血予防にも効果的と言われています。また、ベータカロチンによって体の酸化を防ぐ働きがあり、さらに、、α-リノレン酸は、アレルギー疾患の原因であるリノール酸の過剰摂取を抑制するため、アトピー、花粉症などの症状を緩和するはたらきがあります。他にも、抗酸化作用、消臭作用、血中のアルコール分解促進作用、煙草によるタールの影響を抑制してくれると言われています。
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